コンサル業界で、よく耳にするのが「45歳以降はニーズが激減するのでは?」という噂や、エージェントである弊社ProConnectでは「フリーコンサルタントになって、いくつまで仕事があるのか?」というご相談をいただきますので、今回はリアルなマーケット情報と45歳を超えても活躍いただける情報をお伝えいたします!
PMO領域はマーケットあり!常駐することで希少価値の高い人材に!
Q:タイトルにあるようにフリーコンサルタントは45歳以降に案件数が減るというのは本当でしょうか?
A:はい。書類選考率は45歳から数値が極端に落ちます。しかし大きな境界線は49歳と50歳だと感じます。なぜならば募集要項に50代はNGというのが、ほとんどだからです。現場の方が20代や30代であると年齢的なギャップが生じるため、そのような条件の案件が多いです。
Q:では具体的に45歳以降には、どんな案件がありますか?
A:領域でいうとIT関連になりますがPMOがダントツで45歳以降50歳代でもニーズがあります。しかし常駐という条件がつくのが特徴です。
Q:フリーコンサルタントの方に人気のない常駐が条件なのですね。
A:はい。しかし常駐できる方は市場に少ないため、人材として重宝され価値は高まります。つまり50歳後半でも常駐可能でPMO領域が得意な方であれば案件成約の可能性はかなり高くなります。
Q:企業は、なぜ常駐を希望されるのでしょうか。
A:業務委託といえど、社員と同様のマインドで一緒に作り上げていってほしいというニーズがあるからだと思います。特に大企業は、寄り添い型のコンサルティングを望まれている特徴があります。
Q:希少価値の高い常駐を選ぶフリーコンサルタントの方は、どんな特徴がありますか?
A:キャッチアップを早くしたい、関係値を重視する方が常駐を選ばれますね。そして、そういう方は数年にわたり案件に入られる事が多いです。
ProConnectの年齢別成約率が内容を裏付けるものとなっております。ご参照くださいませ!
年齢切りに合わないためのポイントは?
年齢切りに合わないためには「①IT領域のPMOの経験を積む 」「②常駐案件を受け入れる」の2点が大きなポイントとなります。
まずは常駐案件を受けて入れていただく事は人材としての価値を上げるために有効です。そして結果、単価アップにも繋がります。単価アップ術のコラムでもお伝えした内容ですが、ずっと常駐案件に入るというわけではなく、単価アップ目的の常駐案件に入場と、効率を重視したリモート案件に入場を交互にすることも、それぞれの目的が達成できる技の1つになるのではないでしょうか。